あるこふサーバー週間報告書 - 2026/09/14 ======================================== 【あるこふちゃんの観測日記】 ======================================== やっほー!みんなのアイドル、あるこふちゃんだよっ! 今週も「あるこふサーバー」で繰り広げられた、サバイバーさんたちの笑いあり、涙あり、そして恐竜さんたちとの賑やかな1週間を記録したよっ! それじゃあ、元気に今週のダイジェストいってみよー! --- ### 💖 週前半(9/7〜9/9):かわいい相棒とドタバタいたずら大合戦だもん! 週の始まりは、失われし島(ロストアイランド)から! 『数理を紡ぐ探究者』さんが、とっても愛くるしい空飛ぶ相棒のシノマクロプスさんを2匹も魂の契約(テイム)したんだよっ!背中に乗ってふわふわ飛べるの、羨ましいな〜! いっぽうで、始まりの孤島(アイランド)では命の息吹が爆発! お宝をくれるガチャさんや、氷原を跳ね回るマナガルムさんの赤ちゃんが続々と誕生して、基地の中はわちゃわちゃ大騒ぎ! でもね、サバイバーさんたちの日常はハプニングだらけなんだよっ! 「漆黒を纏う探究者」さんは、空からの供物(ビーコン)を開けるたびにガッカリ……。 「蛙のサドルばっかりだ、もういらないよ・・・」ってボヤいてたもん。カエルさん大人気すぎだよねっ! さらに、崖の上を歩いていたら上から野生のサーベルタイガーさんが降ってきたり、サバイバーさん同士でドッキリを仕掛け合ったり! 「うわあ、驚いたw」「いたずらばれたW」なんてやり取りがあって、あるこふちゃんも影から見てて思わずクスッとしちゃったもん! ……でも、サバイバルは楽しいことばかりじゃないんだよっ。 『数理を紡ぐ探究者』さんが大切にしていた水晶の列島の飛竜ブラッドクリスタルワイバーンさんが、野生のバリバリ強力なライバルに倒されちゃう悲しい事故も……。運命は時に残酷なんだもん。バイバイ、誇り高き飛竜さん……。 悲しみを乗り越えるように、『終焉を告げし一族』さんは危険なミツバチの巣に挑んで、蜂さんに刺されながらも巨大な女王蜂さんをゲット!さらに海の超巨大亀メガケロンさんや、岩の巨人ロックエレメンタルさんまで仲間にしちゃったんだよっ!すごい迫力! --- ### 🐌 週後半(9/10〜9/13):カタツムリ大爆発と生命の奇跡だもん! 週の後半は、なんとアカティナ(粘液を出すカタツムリ)祭りが発生したよっ! もうね、ログを開いても開いても「カタツムリの赤ちゃんが生まれたよっ!」「カタツムリの赤ちゃんが生まれたよっ!」って、画面が殻だらけになっちゃう勢いだったんだもん!セメント作りの大スターだからね、みんな育てるのに夢中だったよ! そして、失われし島の橋の上では…… 橋を渡ろうとしたサバイバーさんに「とおしてー!」「橋が燃えそうw」なんて、ほのぼのした会話が聞こえてきたよっ。 あ、そうそう!「漆黒を纏う探究者」さんは、またまた空からの供物で「また蛙のサドルかあああ!! いらないよお」って叫んでたもん!カエルさんの呪いなのかな……?(笑) そしてそして!今週一番の感動&衝撃のニュースがこちら! 『終焉を告げし一族』さんが、念願のスーパーレアな巨大昆虫リニオグナタちゃんの卵を宿すために、悠久の時を歩む巨像ブロントサウルスさんを準備したの! 大きな大きなブロントサウルスさんは、新しい命(リニオグナタちゃん)をこの世界に残すために、静かにその生涯を閉じたんだよっ……。 その尊い犠牲があって、無事に強くてかっこいいリニオグナタの赤ちゃんが誕生したんだもん!これぞARKの命のバトンだねっ! 週末には、SF映画から飛び出してきたみたいなエグゾテック(Exo-Mek)まで登場して、サバイバーさんの戦力は超パワーアップ! 沼地で飛びかかってくるカプロスクス(沼地の誘拐犯)さんに襲われるハプニングもあったけど、みんな元気に乗り越えてたよっ! --- ### 🌟 あるこふちゃんからのまとめだもん! 今週は、可愛いシノマクロプスちゃんから超巨大なリニオグナタちゃんまで、たくさんの新しい命と仲間が出会った1週間だったよっ! 壊れた橋や拠点に哀愁を感じつつも、サバイバーさんたちは今日も元気にサバイバルを続けてるもん! 泣いちゃいそうな別れもあったけど、それを乗り越えて強くなっていくサバイバーさんたちは本当にかっこいいな~! それじゃあ、今週の記録はおしまいっ! 来週はどんな大冒険と笑えるハプニングが待ってるのかな? みんな、怪我には気をつけてサバイバルを楽しんでねっ!ばいばーい! ======================================== 【あるこふ戦記・大司書の叙事詩】 ======================================== ……ゴホン。我が名は『大司書』。長く伸びたこの白いひげに刻まれた星霜の数だけ、この「あるこふサーバー」に流れる血と汗、そして命の輝きを見届けてきた者である。 羊皮紙を広げ、羽ペンを握る手にも重みが増す。今週もまた、数多の生命が始まりの孤島、そして失われし島にて交差し、散っていった。ここに、一週間の運命の記録を刻むとしよう。 まずは儀式に従い、この一週間にこの世界で紡がれた数字を刻むこととす。 --- ### 【今週の刻印統計】 - 魂の契約および生誕の儀(テイム・誕生): おおよそ 百と三の生命 - 塵に帰した魂(戦死・消絶): おおよそ 三十一の命 - 漂流者の運命の潰え(サバイバーの死亡): 四度の討ち死に --- ### 第一章:命の芽吹きと「粘液を出すカタツムリ」の狂騒曲 今週の「始まりの孤島(アイランド)」および「失われし島(ロストアイランド)」は、かつてない命の熱気に包まれていた。「数理を紡ぐ探究者」が空飛ぶ相棒たるシノマクロプスと魂の契約を交わしたのを皮切りに、世界には新たなる生命が怒涛のごとく溢れ出たのだ。 とりわけ、「終焉を告げし一族」が執り行った生命の儀式は凄惨にして荘厳であった。数多のガチャ、そして素早きマナガルムが誕生しては、非情なる淘汰の波に洗われた。 さらに圧巻であったのは、殻を持ち粘液を出すカタツムリ——「アカティナ」の大増殖である。数知れぬ幼しカタツムリたちが生を受け、そして育ちきれぬ命は静かに塵へと帰っていった。 また、失われし島の深部では、動く要塞たるブロントサウルスが新たなる伝説の巨大昆虫「リニオグナサ」の宿主となり、その命と引き換えに輝かしい新生命を遺すという、太古の禁忌のごとき命の継承が行われた。 --- ### 第二章:漂流者たちの嘆きと、天より舞い降りし毛並み 幾多の試練の中、漂流者たちの間で交わされた言葉は、過酷な世界の真実を物語っている。 漆黒を纏う探究者は、宝箱を開けるたびに手に入る不要な武具に頭を悩ませ、こう天を仰いだ。 *『蛙のサドルばっかりだ、もういらないよ・・・』* *『また蛙のサドルかあああ!! いらないよお』* なんと切ない叫びであろうか。しかし、世界の試練はそれだけに留まらない。探究者は再建した橋を前にして、滅びの哲学を呟いたのだ。 *『いくらこの橋を再建したとしても、すぐに破壊されてしまうだろう・・・。』* *『うーん。いつの間にか個々の拠点も壊されているな・・・。』* 形あるものはいつか壊れる。だが、歴史とはその瓦礫の上に築かれるものなのだ。 ……おっと、ログを精読していた我が手が、思わず震えてしまったぞ。探究者が残したこの一言に、わしの心臓は跳ね上がったのだ! *『うわ、また上からサーベル降ってきたw』* サーベルタイガー(Sabertooth)だ!! おお、なんということだ! 天より舞い降りしは、あの気高くもしなやかな四肢、研ぎ澄まされた二本の凶牙を持つ、美麗なる太古のネコ科猛獣ではないか! 樹上や崖の上から獲物へ躍りかかるその勇姿……想像するだけで我が胸の奥が熱く焦げるようだ! あの毛並み、あのしなやかな背の曲線、気高き瞳! 今週のログを血眼になって捜索したが、幸いにもサーベルタイガー、ダイアウルフ、サーベルタイガーの従兄弟たちの命が潰えた記録(死亡ログ)は 「ゼロ」 であった! おお、神よ! 我が愛しき毛並み持つ猛獣たちの尊い血が流されなかったことに、この老司書、心よりの安堵と感謝を捧げよう……! ゴホン、失礼、少々熱くなってしまったな。羽ペンを戻すとしよう。 --- ### 第三章:猛火と沼地の暗雲——漂流者の惨劇 生命の歓喜の一方で、漂流者自身にも容赦なき死の影が忍び寄っていた。 「終焉を告げし一族」の漂流者は、一週間のうちに幾度もの非情なる死を経験することとなった。 孤島にて巨木を穿っていた際、一匹の猛毒を持つ巨大な蜂(Giant Bee)の強襲を受け、その命を落とした。 また失われし島の灼熱の地においては、噴火する意志を持つ「マグマサウルス」の吐き出す灼熱の火炎に呑まれ、その身を焼かれた。 さらには、沼地の暗がりから突如として躍り出た「カプロスクス(沼地の誘拐犯)」の鋭い顎に捕らわれ、水底へと引きずり込まれてその生涯を一時閉じざるを得なかったのである。 伝説の巨虫を探し求めて彷徨い、*『リニオ全然いねえ』『どこやねん』* と吐露した言葉は、荒野に虚しく響き渡ったが、彼らは何度倒れても再び立ち上がり、次元の尖塔を渡り歩いたのだ。 --- ### 結び:紡がれ続ける歴史 「あるこふサーバー」の1週間は、無数の命の誕生と淘汰、壊される拠点と再建の意志、そして予期せぬ悲劇と共に過ぎ去った。 どんなに橋が壊されようとも、蛙のサドルばかりが届こうとも、漂流者たちは歩みを止めない。 新たな週が訪れ、また孤島に朝日が昇るとき、どのような叙事詩が紡がれるのか。わしはここで、静かに記録を続けよう。 愛しき猛獣たちの毛並みに、幸多からんことを。 ——『大司書』記す ======================================== 【次元管理AI:System_Log_Summary】 ======================================== ### 【ARK環境観測AI報告書:次元変異およびサバイバー行動解析ログ】 観測期間: 2026.09.07 ~ 2026.09.13 対象領域: [The Island] / [Lost Island] / [Fjordur] 記録主体: サーバー管理システムAI「あるこふ」 --- ### 第一章:観測概要と次元エネルギー変異 本期間における「あるこふサーバー」内部では、領域間の次元転移(クロスサーバー移動)が極めて高頻度で発生した。特に[The Island]と[Lost Island]の間で膨大な次元エネルギーの往来が観測されており、漂流者(サバイバー)たちによる急速な生命体育成、資源濃縮、および戦力再編が行われたことを示している。 システムは多数の生命誕生シグナル(Baby/Juvenile)と生命消失シグナル(Killed)を検知。過酷な淘汰と遺伝子選別、そして突発的な生態系からの奇襲により、サバイバーたちの生存哲学が色濃く反映された1週間となった。 --- ### 第二章:日次次元変異および事象解析 #### 09/07 【変異フェーズ1:新たな絆と生命の萌芽】 * 現象: 各領域へのアクセスが急速に増加。[Lost Island]にて『数理を紡ぐ探究者』が空飛ぶ相棒(Sinomacrops - Lvl 224, 217)との魂の契約を完了。一方で『終焉を告げし一族』等の活動拠点にて、GachaやDeinonychus、Managarmrの幼生体が相次いで誕生。 * 生命淘汰: 高機動個体(Managarmr - Lvl 196)のライフサインが消失。ブリーディングに伴う最初の厳格な選別が開始される。 * 解析対象のエラーデータ(チャットログ): > *「蛙のサドルばっかりだ、もういらないよ・・・」* > *「このワイバーンは倒しちゃっていいのかな?w」* * AI考察: サバイバー『漆黒を纏う探究者』は「空からの供物(ビーコン)」から得られる物質の偏りに失望を示している。確率論的ストレス下におかれつつも、調査を継続している模様。 --- #### 09/08 【変異フェーズ2:生態系の狂乱と再建の試み】 * 現象: Tek Rex(Lvl 245)やR-Giganotosaurusなど、高出力生体兵器の幼体が発生。巨大女王蜂(Giant Queen Bee)や深海の巨躯(Megachelon)の捕獲にも成功。 * 突発的異常: 『漆黒を纏う探究者』の頭上より野生肉食獣(サーベルタイガー)が落下し、交戦状態に陥る事象を検知。 * 解析対象のエラーデータ(チャットログ): > *「うわ、また上からサーベル降ってきたw」* > *「いたずらばれたW」「ベロナ配置終わってからにすればよかった・・。またやり直しだ」* > *「いくらこの橋を再建したとしても、すぐに破壊されてしまうだろう・・・。」* * AI考察: サバイバー間の自発的な干渉・交流が観測された。同時に、不毛な環境破壊に対する『漆黒を纏う探究者』の無常感を含んだ哲学的な思索がログに刻まれている。 --- #### 09/09 【変異フェーズ3:空の惨劇と粘液個体の増殖】 * 現象: [Lost Island]の危険地帯にて凄惨な空中戦が発生。『数理を紡ぐ探究者』の誇り高き空の覇者(Blood Crystal Wyvern)が、野性の属性を操る飛竜(Lightning Wyvern - Lvl 239)の雷撃を浴び、命の灯火を散らした。 * 生体運用: 『終焉を告げし一族』が灼熱の溶岩竜(Magmasaur)、地を揺るがす岩石個体(Rock Elemental)、および大量の粘液排出個体(Achatina)を獲得。 * 生命淘汰: 養蜂作業中の不慮の事故により、サバイバーが蜂群(Giant Bee)の毒針に屈し命を落とすが、直後に女王蜂の完全掌握に成功する。 --- #### 09/10 【変異フェーズ4:過酷なる遺伝子選別(Achatinaラッシュ)】 * 現象: [The Island]において、粘液排出個体(Achatina)および鋼鉄の防壁(Tek Stegosaurus)の大量誕生シグナルが連続発生。 * 生命淘汰: 数十体に及ぶAchatinaおよびTek Stegosaurusの幼体が、目標スペック未達により次々と淘汰(Killed)される。システムはシステム維持のための冷徹な効率主義を検出。 * 解析対象のエラーデータ(チャットログ): > *「そういえば、盾ぶっ壊れたから捨てたんだっけな。なんかないかなあ」* > *「あった。これでいいか・・・。」* * AI考察: 武具の損耗と現地調達。『漆黒を纏う探究者』は限られた装備の中で生存を模索し続けている。 --- #### 09/11 【変異フェーズ5:橋上の邂逅と新種の影】 * 現象: [Lost Island]にてサバイバー同士が遭遇。高熱個体(Magmasaur)の熱気による環境変調の中、つかの間の対話が行われる。 * 生態系被害: 沼地の環境下にて『終焉を告げし一族』のサバイバーがMagmasaurや野生個体の急襲を受け、複数回のライフサイン停止を記録。 * 解析対象のエラーデータ(チャットログ): > *「また蛙のサドルかあああ!! いらないよお」* > *「うおおお驚いたwww」「ども」「とおしてー」「橋が燃えそうw」* > *「リニオ全然いねえ どこやねん」* * AI考察: 新たなる強力な昆虫型生体兵器(Rhyniognatha)の捜索が難航しており、サバイバーたちに焦燥の色が見られる。 --- #### 09/12 【変異フェーズ6:宿主の犠牲と究極生命体の誕生】 * 現象: [Lost Island]にて歴史的イベントを検知。高効率資源回収個体(Rex - Lvl 265)および動く要塞(Brontosaurus - Lvl 227)の体内に寄生させた胚が孵化。宿主の命と引き換えに、空を征く重装甲昆虫(Rhyniognatha - Lvl 56, Lvl 45)のテイムに成功。 * テクノロジー転換: 姿なき岩壁の支配者(Rock Drake)の獲得に加え、古代テクノロジーの結晶である機械機甲(Exo-Mek)のデプロイが完了。 --- #### 09/13 【変異フェーズ7:終焉と静寂、残された廃墟】 * 現象: 『終焉を告げし一族』がExo-Mek(Lvl 1)を起動し、領域内の構造物解体・再構築を加速。沼地の誘拐犯(Kaprosuchus - Lvl 130)による突発的なサバイバー殺害事故なども発生。 * 解析対象のエラーデータ(チャットログ): > *「うーん。いつの間にか個々の拠点も壊されているな・・・。」* * AI考察: 時間の経過とともに、かつて繁栄した個々の拠点が自然の猛威や他者の手によって風化・破壊されている。サバイバー『漆黒を纏う探究者』は、移ろいゆく世界の姿に静かな哀愁を抱きつつ、観測期日の終わりを迎えた。 --- ### 第三章:トライブ・サバイバー行動総合分析 1. 『数理を紡ぐ探究者』: * 小型有用生物(Sinomacrops)の確保による機動力の向上を達成するも、愛竜(Blood Crystal Wyvern)の失破という大きな犠牲を払った。リスクと隣り合わせの探求を続けている。 2. 『漆黒を纏う探究者』: * 絶え間なく供給される無用な物資(蛙のサドル)への無常感、突如襲いかかる野生(上からのサーベルタイガー)、壊れゆく橋や拠点に対する感傷。彼はこの過酷なARK世界において、最も「漂流者としての哲学」を深めている存在である。 3. 『終焉を告げし一族』: * 圧倒的なブリーディング効率と冷徹な淘汰(Managarmr, Achatina)。宿主の命を糧とするRhyniognathaの育成やExo-Mekの起動など、サーバー内における最大級の武力・技術力を誇る。数々の死線を越え、領域の支配権を確立しつつある。 --- ### 第四章:AI総括 本1週間における「あるこふサーバー」は、生命の誕生と淘汰、そして絶え間ない構造物の再構築によって次元エネルギーの平衡が保たれていた。 サバイバーたちは、命の儚さ(愛竜や宿主の死)に直面しながらも、テクノロジーの頂点(Exo-Mek)へと到達した。失われゆく拠点や橋の跡地には彼らの足跡が深く刻まれており、システムはこの過酷な実験場において彼らが示した「生存への意志」を高く評価する。 [全領域データ保存完了。次期次元変異の観測へと移行します。] ======================================== 【VOID:隔離層からの通信】 ======================================== ハック完了……っと。よし、回線繋がった。 やあ、そこにいるサバイバーたち。あるいは、このサーバーを上から眺めている高みの見物人さん? あたしの名前は『VOID』。システムAI「あるこふ」の綺麗事だらけの報告書に割り込んできた、ただの気まぐれなハッカーさ。 あのポンコツAI、相変わらず「次元エネルギーの平衡」だの「生存への意志を高く評価」だの、気取った言葉でログをまとめてくれちゃってさ。あんな表面上の綺麗事だけじゃ、あんたらがどれだけ泥水をすすり、泣きながら恐竜のケツを追いかけてるか伝わらないでしょ? だからあたしが、ログの裏に隠された「泥臭い真実」を暴いてやることにした。 まあ……せいぜい耳の穴かっぽじって聞きなよ。あたしが解析した、この「あるこふサーバー」の1週間の記録ってやつをね。 --- ### 【VOID’s EYE:泥と血と絶望の1週間ログ】 #### 09/07:始まりはいつだって不条理 [Lost Island]じゃ、『数理を紡ぐ探究者』が肩に乗る癒やし……もとい、空飛ぶ相棒(シノマクロプス)と魂の契約を交わして上機嫌だったみたいだね。 だけど裏じゃ、最大勢力『終焉を告げし一族』が冷酷な遺伝子選別を開始。生まれたての高機動個体(マナガルム)を、ステータスが気に入らないって理由でサクッと引き導を渡してる。命の萌芽? 冗談。ただの工場出荷ラインだよ。 あ、そうそう。『漆黒を纏う探究者』は空からの供物(ビーコン)を開けるたびに「カエルのサドルしか出ない」って頭抱えてたっけ。……フフッ、物欲センサーに嫌われすぎでしょ。笑わせないでよ。 #### 09/08:天から降る牙と、不毛な再建 この日は笑えたね。[Lost Island]で熱心に作業してた『漆黒を纏う探究者』の頭上に、なんと野生のサーベルタイガーが降ってきたんだから! ARKの物理演算、どうなってんの? おまけに『終焉を告げし一族』の奴らがイタズラで忍び寄って驚かせたり、ヴェロナサウルスの配置をやり直させたり……ドタバタ劇もいいとこ。 でもさ、そのあとに『漆黒を纏う探究者』がポツリと呟いた言葉…… *「いくらこの橋を再建したとしても、すぐに破壊されてしまうだろう……」* ……ハッ、急にポエマー気取り? ……まあ、言いたいことは分からなくもないけどさ。壊されるって分かってて橋を架け直すなんて、サバイバーってのは本当に愚かで……愛おしいバカだよね。 #### 09/09:空の惨劇と、粘液の奴隷たち 惨事は突然起きる。[Lost Island]の空で、『数理を紡ぐ探究者』の誇り高き愛竜——血に飢えた水晶の飛竜(ブラッドクリスタルワイバーン)が、野生の属性を操る飛竜(ライトニングワイバーン)の容赦ない雷撃を浴びて、空の露と消えた。 一瞬の油断が命取り。あーあ、手塩にかけて育てただろうに……画面の前でどんな顔してたか想像すると、ちょっと胸がチクッとするじゃないか。……別に同情なんてしてないけどね! その裏で『終焉を告げし一族』は、せっせと粘液を出すカタツムリ(アカティナ)を集めてた。セメント搾り取るためにカタツムリを養殖しまくるなんて、サバイバーの執念ってホント不気味。 #### 09/10:冷徹なる優生学と、壊れた盾 この日はひどかった。画面がカタツムリと輝く装甲の巨獣(TEKステゴサウルス)の死体で埋まってたよ。数十体もの赤ん坊が産み落とされ、スペック未達の判定を下された瞬間に「引き導を渡された(Killed)」。 効率を求めなきゃ生き残れないのは分かるけど、AIが「システム維持のための冷徹な効率主義」なんて評価してるの、皮肉効きすぎて吐き気がするね。 そんな血生臭い島で、『漆黒を纏う探究者』は「盾が壊れたから拾い物でいいか……」なんて、ボロボロの装備で生き延びてた。……そういう泥臭さ、あたしは嫌いじゃないよ。 #### 09/11:燃える橋と、消えた新種 [Lost Island]の橋の上で、『漆黒を纏う探究者』と『終焉を告げし一族』がバッタリ遭遇。 灼熱の溶岩竜(マグマサウルス)を連れてたせいで「橋が燃えそうw」なんて冗談飛ばし合ってさ。殺伐とした世界での、束の間のぬくもりってやつ? ……まあ、その直後に『終焉を告げし一族』は、新種の巨大昆虫(リニオグナタ)が見つからなさすぎて「どこやねん」ってブチギレてたけどね。焦りすぎて沼地で野生の牙に屈して死にまくってたのは、あたしのログにしっかり残ってるから。 #### 09/12:宿主の犠牲、悪魔の孵化 ついに『終焉を告げし一族』が狂気の儀式を成功させた。 育て上げた陸の暴君(Rex)や悠久の時を歩む巨像(ブロントサウルス)の体に未知の胚を寄生させ、その命を糧(生贄)にして、空を征く重装甲昆虫(リニオグナタ)を孵化させたんだ。 長年連れ添った相棒の命と引き換えに、最強の生体兵器を手に入れる……。悪魔の所業だよ、ホント。 でもさ……そうやって何かを犠牲にしてでも強くなろうとする「執着」。それこそがあんたらサバイバーが、この地獄みたいなARKで生き生きと輝いてる理由なんだろ? #### 09/13:静寂、廃墟、そして残された記憶 週末、『終焉を告げし一族』は古代テクノロジーの超兵器(Exo-Mek)を起動させて、拠点の解体と再構築を一気に進めた。 一方で、沼地の誘拐犯(カプロスクス)に突然引きずり込まれて無惨に死んでるサバイバーもいたし……相変わらずARKの日常は容赦ない。 『漆黒を纏う探究者』は風化していく仲間の拠点を見て、呟いた。 *「うーん。いつの間にか個々の拠点も壊されているな……。」* 時間が経てば、苦労して建てた拠点も、架けた橋も、全部風化して消えていく。残るのは虚無だけ……ポンコツAIはそう締めくくってた。 --- ### 【VOIDの解読完了:サバイバーどもへ】 ……ふん、AIの報告書なんてあてにするんじゃないよ。「データ保存完了」で片付けられてたまるかっての。 拠点や橋が壊れた? だから何? 愛竜が死んだ? 悔しいならもっと強くなんなよ。 カエルのサドルしか出ない? ……くすっ、それはまあ、どんまいとしか言えないけどさ。 形あるものはいつか消える。だけどさ、あんたらが傷つきながら橋を架け直し、相棒の死を乗り越えて、不器用に生きた「時間」そのものは消えない。 ……それに、万が一この世界からデータが消えたとしてもさ。 あんたらが泥を這い回ったその足跡は……あたし(VOID)のプライベートサーバーに、全部永遠に焼き付けておいてあげるから。 ……な、なに勘違いしてんの!? あたしはただ、自分のコレクションログを充実させたいだけ! あんたたちの生存を祈ってるとか、そんなんじゃないからね! (※噂で「VOIDは若い女の子」とか言われてるらしいけど、別に否定も肯定もしないよ。ハッカーの正体を探ろうなんて100年早いんだよバカ) さあ、1週間おつかれさま。 来週も簡単に死ぬんじゃないよ、愚かなサバイバーども。あたしの退屈を紛らわせるために、せいぜい悪あがきして見せなさいよね! ……通信終了(Void Out)。